専攻紹介地域環境科学グループとは?
環境×データ×現場で、地域の課題を解決できる人材を育てる!
何を学ぶのか?
- 地域の諸課題を「環境」の視点から捉え、持続可能な社会をつくるためのスキルを身につけます。
- そのために、自然と人の双方を理解する力、そしてデータに基づいて考える“科学的な見方”を養います。
- 理学(物理/化学/生物/地学)?数学?情報学?心理学を横断的に学べるのが、本グループならではの強みです。
- 自然豊かな道南をフィールドにして、実験?データ解析?現場調査を一体で学べます。

こんな人に学んでほしい
- 地域の環境について学びたい
- 将来、環境の観点から、地域の活性化や再生に取り組みたい
- データ解析やプログラミングで、地域に貢献したい
- 中学?高校の理科あるいは数学の教員になりたい
具体的な授業科目の例
理学系
各分野とも「高校の内容からの接続?初学者向けの基礎」「大学らしい専門」「実験室やフィールドでの実験?実習」の三層構成です。中学?高校の理科免許の取得もできます。卒業後は、北海道大学などの大学院へ進学する学生もいます。
- 〈物理系〉専門環境物理学Ⅰ(電磁気学)/基礎環境物理学実験 など
- 〈化学系〉化学基礎/基礎環境化学実験 など
- 〈生物系〉保全生物学/生態学/フィールド科学実習 など
- 〈地学系〉地球科学基礎/地球環境基礎実習 など
数学系
「基礎」から「専門」へと段階的に学びます。数学は、ほかのどの分野を学ぶためにも必要な力になります。中学?高校の数学免許の取得も可能です。
- 数学入門(代数学)/数学入門(確率?統計)/解析学基礎Ⅱ など
情報系
プログラミングやデータ解析を実践的に学びます。この分野は、どの分野にも進もうとも基礎を学ぶべき時代になっています。より深く学び、ITエンジニアとして活躍する卒業生もいます。
- コンピュータプログラミング/音声情報科学/データ解析学/ディジタル信号処理 など
心理学系
人の行動や認知バイアスへの理解を深め、データの取り方?解析の方法も学びます。調査研究や教育現場でも活きる力になります。
- 認知心理学/認知心理学演習/環境行動心理学 など
Q&A
学びの流れ?実習
Q. 大学4年間はどんなスケジュールですか?
A. 1年は語学や基礎科目、2年から専門科目が増え、3年以降は専門科目中心になります。3年には地域プロジェクト、4年は卒業研究があります。
Q. フィールドワークはどのくらいありますか?
A. 全員が取り組む「地域プロジェクト」があります。生物系の科目では函館山での観察、研究室配属後は道南エリアで動?植物の調査があります。
Q. グループの良いところと悪いところは?
A. 理科系?情報系?数学系を一通り学べる点が強みで、広く学びながら進路を考えられます。一方、特定分野の専門性は、たとえば理学部数学科や理学部生物学科などに比べると弱く、主体的な補強が必要です。
教職?免許
Q. 教員免許を取るための授業はどれくらいありますか?
A. 3年生に教育実習(中学?高校)があり、その準備として中学校での授業観察や、現職教員による講義などがあります。
Q. 小学校の免許は取得できますか?
A. 残念ですができません。取得できるのは中学?高校の理科/数学の免許です。
Q. 必ず教員にならないといけませんか?
A. いいえ。例年、教員就職は一部(60人中、多い年で20人ほど)で、多くは民間?公務員?大学院進学などです。
学びやすさ?負担感
Q. 授業は忙しいですか?
A. これは、どの大学でもほぼ同じですが、1週間のコマは5日×5限=25コマです(一部6限の授業もあります)。このうち実際に受ける授業は、約半分の週に12?15コマです。教員免許を取る場合は、受ける授業が1?2割ほど増えます。
Q. アルバイトは可能ですか?
A. 可能です。多くの学生がアルバイトをして、勉学と両立させています。
Q. 理科が苦手です。実験は必修ですか?
A. いいえ。理科免許を目指す場合は必要ですが、数学?情報を中心に組み合わせ、実験を履修しない選択も可能です。
Q. 数学が苦手です。履修しないで卒業できますか?
A. 完全に履修しないことはできませんが、ある程度は避けられます。ただし数学は理学系?情報系?心理学系のいずれでも重要です。基礎から学べる授業があるので、それを受けることをお勧めします。
進路?留学
Q. 留学はできますか?
A. 可能です。ただし他の2グループに比べると難しい面があり、事前の調整が必要です。
Q. 卒業後の進路は?
A. 理科?数学の教員、公務員、民間企業、大学院進学など、幅広い進路があります。
各進路の割合教員紹介(五十音順)
| 教員名 | 専門分野 | 関連リンク |
|---|---|---|
| 青木 昌雄 AOKI Masao |
代数幾何学 | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |
| 池田 正 IKEDA Tadashi |
代数学 | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |
| 大久保 好章 OKUBO Yoshiaki |
データサイエンス | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |
| 後藤 泰宏 GOTO Yasuhiro |
代数幾何と数論 | プロフィール(研究者総覧) |
| 今野 英明 KONNO Hideaki |
音声情報処理 | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |
| 竹中 康之 TAKENAKA Yasuyuki |
物性学 | プロフィール(研究者総覧) |
| 中村 秀夫 NAKAMURA Hideo |
有機合成化学 | プロフィール(研究者総覧) |
| 林 美都子 HAYASHI Mitsuko |
認知心理学 | プロフィール(研究者総覧) |
| 松浦 俊彦 MATSUURA Toshihiko |
生物工学 | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |
| 三上 修 MIKAMI Osamu |
生態学 | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |
| 村上 健太郎 MURAKAMI Kentaro |
景観生態学 | プロフィール(研究者総覧) 受験生へメッセージ |











