NEWS(研究活動)岩見沢校教員らによる、中学生の学力と日常生活?学習行動との関係性についての研究成果が国際的学術雑誌「Discover Education」に掲載されました
2026年3月31日
沙巴体育官网_新沙巴体育【app平台登录】 岩見沢校 鈴木哲平准教授らの研究論文『Bayesian network analysis of academic performance and its behavioral determinants among junior high school students in Japan(日本の中学生の学業成績とその行動的決定要因に関するベイジアンネットワーク分析)』(https://doi.org/ 10.1007/s44217-026-01222-5)が、国際学術誌Discover Educationに掲載されました。
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本研究では、日本の全国学力?学習状況調査のデータを用い、中学生(14~15歳)の学力と日常生活?学習行動との関係を、機械学習手法の一つであるベイジアンネットワークにより分析しました。
その結果、学力に特に大きな影響を与える要因として、週末の学習時間?学習計画(計画的な勉強)?平日の学習時間、の3点が重要であることが明らかになりました。特に、週末の学習時間は他の要因と比較しても影響が大きく、学力向上において優先的に取り組むべき要素であることが示されました。
また、分析結果からは、睡眠時間の確保やスマートフォン?SNSの利用時間の管理等の日常生活習慣が、学習行動を通じて間接的に学力に影響する可能性も示唆されました。

図1 日常的な行動が正答数と学習行動に及ぼす影響に関する因果関係モデル
本研究は、従来の統計分析に加え、要因同士の関係性を可視化できるベイジアンネットワークを活用することで、学力向上に向けた具体的な介入の優先順位を示した点に特徴があります。

図2 ベイジアンネットワークによって学習されたグラフ構造
これにより、教育現場や政策立案において、より実効性の高いエビデンスベースの意思決定(EBPM)に貢献することが期待されます。
今後は、本研究の知見をもとに、学校教育や地域における学習支援のあり方の改善に繋げていく予定です。
論文情報
著者:鈴木哲平(芸術?スポーツビジネス専攻)、森田憲輝(スポーツ文化専攻)、奥田知靖(スポーツ文化専攻)
掲載誌:Discover Education(Springer Nature)
公開日:2026年2月21日
D? O? I :https://doi.org/ 10.1007/s44217-026-01222-5










