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NEWS(お知らせ)令和7年度 「みらいの教員育成プログラム」「教員基礎」学校実習に行ってきました!

2025年10月29日

 沙巴体育官网_新沙巴体育【app平台登录】釧路校では,高等学校段階から教員の仕事を理解し,教員になるための素養を高めるとともに意欲の高揚を図る「みらいの教員育成プログラム(高校2年次:『教員基礎』,高校3年次『教員基礎探究』)」を北海道教育委員会と連携して実施しています。
 2025年度は,高校2年生28名が「教員基礎」に参加しています。第2回の学校実習は、10月1日(水)に阿寒湖義務教育学校、10月15日(水)に鶴居小学校のご協力のもと2回に分けて実施しました。実習校の協力があり、高校生は多くのことを学ばせていただきました。今回は,その内容についてご紹介します。

学校実習①:阿寒湖義務教育学校(10月1日)

 10月1日(水)、江南高校の生徒18名が、阿寒湖義務教育学校にて実習を行いました。

【主な活動内容】
 授業参観、子どもたちとの交流、校長先生からの講話と演習、給食?清掃指導への参加、ふりかえり等、多岐にわたる活動を実施しました。

【日程の概要】
 1時間目:開会式、配属学級で自己紹介
 2時間目:授業参観
 中休み:子どもたちとの交流
 3時間目:校長先生の講話?演習
 4時間目:授業参観
 給食時間:給食指導
 昼休み:昼休み+清掃指導
 5時間目:学級担任の先生方とのふりかえり

【高校生のふりかえり】
 〇授業について
  ?授業のめあてを子どもたち自身に考えさせることで、自分ごととして学ぶ姿勢、学習の
   見通しをもつことにつながると思いました。
  ?(説明の時に)理由も一緒に伝えることで、なぜ、この活動をしているのか、何のために
   この過程が必要なのか理解しやすいと感じました。
  ?少人数なのもあり、子どもたちの間での交流が非常に多いなと思いました。
 〇子どもとのかかわり
  ?子どもが意見をすぐに出せる雰囲気なのは、子どもと先生の信頼関係が成り立っている
   からなのかなと思いました。
  ?男女関係なく、少人数ゆえの仲のよさを感じることができました。先生たちも男女関係
   なく一人一人をクラスの子どもとして見ていました。
  ?他学年でも快く遊んでいたことから、阿寒湖義務教育学校の良い雰囲気や子どもたちの
   温かい心、優しい気持ちを感じました。
 〇プログラム?教育観に関して
 ?学校実習に行く前に自分で設定した課題を見返し、課題について観察することができまし
  た。
 ?子どもたちとふれあう中で、「ここをもっと知りたい、もっと聞きたい」ということが増
  え、先生方に積極的に質問することができました。
 ?子どもと積極的に接したり、先生の発言、授業の進め方を観察し、自分が教員になった時
  にどうするとよいかについて詳しく考えることができました。

〇阿寒湖義務教育学校での実習の様子(学級担任との交流、自己紹介、授業参加、授業観察)

学校実習①:鶴居小学校(1015日)

 10月15日(水)、湖陵高校?北陽高校の生徒11名が、鶴居小学校にて実習を行いました。

【主な活動内容】
 授業参観、先生方への質問、子どもたちとの交流、給食?清掃指導、開閉会式と多くの活動をさせていただきました。

【日程の概要】
 1時間目:開会式、配属学級で自己紹介
 2時間目:授業参観
  中休み:子どもたちとの交流
 3時間目:授業参観
 4時間目:授業参観
 給食時間:給食指導
  昼休み:昼休み+清掃指導
 5時間目:授業参観+閉会式
 ※途中、学年ごとに学級担任の先生への質問の時間をとっていただきました。

【高校生のふりかえり】
 〇授業について
  ?(そろばんを使うことで)可視化しながら、声に出して数を数えたり、確認することを
   習慣にすることで全員が徐々に理解できるようになっていくと思いました。
  ?教材の内容を先生がわざと間違えて読み、間違えて読んだら児童が「ダウト」という
   ゲームみたいなことを授業に取り入れていました。とても楽しそうに児童が授業を受
   けていました。
 〇子どもとのかかわり
  ?生活指導の課題で設定した休み時間など子どもたちと楽しく交流するにはどんなこと
   が大切なのかについては自分から積極的に交流することはできましたが、具体的にど
   んなことが大切なのかということは学ぶことができなかったので再びそこに重点を絞
   って観察していきます。
 〇プログラム?教育観に関して
  ?目標に関してしっかり観察でき、そのうえでさらに疑問や課題がでてきて次の実習に
   生かせる実習にすることができました。
  ?自分で目標を設定し、それについて観察したり、大学に戻ってからのまとめでも、何
   があったのかを詳細に記入することができ、児童との授業や休み時間の関わり方も、
   自分で目標としていたものを達成できたと感じました。
  ?私のどんな教員を目指したいのかの課題である「みんなが考えや意見を言いやすい授
   業にするためにはどうしたらいいか」にとても関わるエピソードを観察することがで
   きました。

〇鶴居小学校での実習の様子(清掃活動、授業支援、子どもとの交流、教員との交流)

今後の予定

 次回は,沙巴体育官网_新沙巴体育【app平台登录】附属釧路義務教育学校前期課程での実習になります。
 ?10月31日(金) 附属前期課程①
 ?11月4日(火) 附属前期課程②
 各自が設定した自己課題を視点として,実習を通して探究を進め,この貴重な機会を意義あるものにしてほしいと考えています。


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